クラウド(cloud)は、「雲」を意味しています。
インターネット上に広がるコンピューターのネットワークを、雲にたとえているわけです。
元々ネットワークのイメージ図に「雲」が使われていたことにも由来しています。
コンピューティング(computing)には、計算する、コンピュータ処理などの意味があります。
つまりユーザー(利用者)は、インターネットに接続することで、その向こう側にある膨大なコンピューター資源を利用することができるわけです。
ユーザーにとっては、どのような仕組みでサービスが提供されているのか、まったく気にする必要はありません。
まるで雲の向こう側のように、もやもやとした感じで見えないのです。
でも確かに存在しています。
それがクラウド・コンピューティングです。
また私達は、気付かないうちに、既にクラウド・コンピューティングを利用しています。
もう恩恵を受けているのです。
実はインターネット上の多くのサービスが、クラウドコンピューティングの技術を使って実現されています。
一番有名なのが、Googleの「Gmail」というメールサービスです。
大容量が使えるGmailの裏では、膨大な数のサーバーが動いています。
でもユーザーは、難しいことを考えなくても、簡単に利用できますよね。
他にも表計算やワープロといったオフィスソフト、大容量のデータストレージ(保管)などのサービスも、クラウドコンピューティングの技術が使われています。
そこでこの無料講座では、クラウドコンピューティングの基礎、メリット、利用されているサービスなどの紹介を記事にしたいと考えています。
お楽しみに!