会社や個人、立場によっても、クラウドコンピューティングをどのように利用するのかが、変わってきます。
クラウドとの関わり方によっても、受けるメリットは様々です。
(1)クラウドを提供する側(サービス事業者)
GoogleやAmazon、Microsoftなど
(2)クラウドを利用して、新たなサービスを提供する側
IT企業や起業家を含む
(3)クラウドを利用して、顧客のシステムを開発する側
システム開発会社、ソフトウェアハウス、ベンダーなど、呼び方はいろいろ
(4)クラウドを利用する一般企業
サーバーとして外部のサービスを利用
(5)クラウドを利用する一般ユーザー
ごく普通の人
他にもあるかも知れませんが、大体こんな感じにまとめることができます。
クラウドコンピューティングを提供する側にもなれるし、クラウドコンピューティングを利用して起業することもできます。
または、サーバーの運用効率を高めたり、コストダウンが目的で利用する場合もあります。
一般ユーザーとして、クラウドコンピューティングで実現されたサービスを利用するだけという関わり方もあります。
最近では、気付かないうちに使っていることが多いです。
PC(パソコン)はもちろん、iPhoneのようなスマートフォン、その他情報端末のアプリケーションの裏方として、クラウドコンピューティングが使われている可能性もあるので、どんな人でも関係があると言えます。
それに一般ユーザーと言っても、どこかの会社では働いているはずなので、社員としての関わり方もあります。
したがって一人の人間でも、個人、社員の両面から考えると、クラウドコンピューティングとの関わりは深く、そして広がってきます。
次回からは、それぞれの立場でのクラウドコンピューティングとの関わり方、メリットについて、詳しく説明します。