クラウドコンピューティング Google App Engine(GAE)とは?

クラウドコンピューティングを使ったWebアプリケーションの開発におすすめなのが、Google App Engine、略して(GAE)です。

GAEは、初心者がクラウドでのシステム開発を体験するのに適しています。

Google App Engineとは、Googleのインフラ(基盤)上で、あなたが独自に開発したWebアプリケーションを動作させることができるサービスです。

Google App Engine(GAE)

Google App Engineの特徴は、使えるプログラミング言語、データベース(BigTable)が指定されていることです。

また、ある程度までは無料で使えます。

Google App Engine のメリットには、以下の様なことがあります。

(1)Googleのインフラが使える
信頼性のあるGoogleの優れた技術、運営ノウハウを、小さな企業、個人でも利用することができます。

サーバーの付加分散、パフォーマンスの高さ、バックアップ、セキュリティ面など、一通り整っています。


(2)サーバーの構築が不要
Google App Engine を使うことで、面倒なサーバーの構築や維持管理から解放されます。

サーバーの購入などのコストも不要になります。

そのため、開発に集中できるメリットがあります。


(3)ユーザー数の増加に対応できる
あなたが開発したWebアプリケーションのユーザー数が、数百万人以上に増えても、対応できます。

GAEはトラフィックの増大に合わせて、サーバーのスケーリング(拡大・縮小)が簡単にできるのも大きなメリットです。

ITビジネスを小さく始めて、大きく育てることが可能です。


(4)無料の割り当てがある
Google App Engine には、「無料の割り当て」があり、ある程度までは無料で使えます。

2010年11月現在
・月500万ページビュー
・ストレージ 500 MB まで

そのため、最初は金銭的なリスクがありません。

月500万PVを超えるくらいになると、ビジネスとしてある程度の収益は見込めるはずです。

それから先は、費用が捻出できると思います。


(5)費用が最小限で済む
Google App Engine では、無料の割り当てを超える分に関しては、追加購入する仕組みです。

一日の予算設定も可能です。設定は短時間で反映されます。

また実際に使用する分だけを支払う仕組みなので、費用が最小限で済みます。

スケーリングも自動的に行なわれるので安心です。

通常のレンタルサーバーは、契約期間中に変更しにくいし、予算設定ができません。

その点でも Google App Engine は優れています。


(6)プログラミング言語にJava、Pythonが使える
開発者の多いJava言語が使えるメリットは大きいです。

Java言語なら、書籍やインターネット上の資料も豊富です。


(7)開発環境が無償で使える
Google App Engine では、あらかじめ開発環境が用意されています。

しかも無償で使えます。

・Google App Engine SDK for Java
・Google App Engine SDK for Python
・Google Plugin for Eclipse

統合開発環境の Eclipse を使って、Webアプリケーションの開発が、比較的簡単に行なえます。


(8)APIが使える
Googleが用意した豊富なAPIが使えます。

Googleの他のサービスと連携することも可能です。


(9)Webアプリケーションの公開が簡単
Google App Engine では、あらかじめユーザー登録しておけば、

ローカルの開発環境で動作テストしたWebアプリケーションを、簡単にGoogle のシステム上(ホスト)へアップロードして公開することができます。

公開したWebアプリケーションは、一般ユーザーが利用可能です。


以上のようなメリットがあるので、Google App Engine は、クラウドでのシステム開発を体験するのにお薦めなのです。

あなたのアイデア次第で、新しいビジネスチャンスが生まれるかも知れません。

例え地方の田舎に住んでいても、個人で予算が無くても、ITビジネスに参入できるチャンスが広がったのです。

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